最近、会社の近くにある手作り弁当屋さんに、はまってる。
そこは手作りで韓国家庭料理を弁当にするお店で、
引き戸を開けるとお客の立てるカウンター前スペースは、
畳1畳分もない。すげー狭い店だ。
もちろんお弁当持ち帰り専門。
まあ、ほか弁なんかと同じといえば同じだが。
黒人さんたちがたむろして「ヘィ、ボーイ?」
なんて声をかけてたり、アジア系の綺麗なお姉さんが
行き帰りにマッサージの客引きをしてたりする、
周辺一帯でもいかがわしさナンバー2といえる地域の
さらに裏路地にあるその店は、
一見さんには、見つけるのは少々ホネだろう。

…なんかこう書くと、自分の勤め先って、
とんでもないところにあるような気がしてくるな…

いや、気を取り直して。
そのお店自体はまったくいかがわしくなんかない。
お母さんと娘さんで切り盛りしてるっぽく、
注文するとその場で材料を取り出し料理してくれる。

サムギョプサルってのは、豚肉を焼いた料理なんだが、
これがあっさりしていて旨い。実に旨い。
コチュジャンという真っ赤なカラシをつけて
あったかいご飯にのっけて丼になっている。
そうだ、明日も喰おう…。これが500円。

ついでに、カウンターに乗せてディスカウント販売(娘さん談)
されていた缶飲料を買ったのだが、これが80円。
玄米飲料らしいのだが、
缶のプリントは完璧にハングルのみ。
商標以外には英語表記も皆無。
まあなんというか、一種潔い。
日本では最近、そんな装丁の飲料あったかしら。
味は…微妙。ほのかに甘い、さらっとした豆乳のような味。
フルーツ系の甘みではなく、きな粉とか、
ご飯を良くかみしめたときとかの系統のあまさだ。

ふと気になって缶底を見ると、賞味期限が20030516となっていた。
…そりゃ、ディスカウントするだろう。
限界ぎりぎりだ…

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