『東京国際ミネラルフェア』という催しが、年に一度この時期に、
東京都庁そばのホテル催事場で行われている。
宝石や珍しい鉱石、隕石、化石などを取り扱う小売店や卸売業者が、
日本全国、諸外国から集まって、出店みたいなもの出すのだ。
催事場フロア一杯に。結構壮観。

実は、つばたきは綺麗な鉱石が大好きなのだ。
川で遊んでても、魚とりより、石を拾って観察して喜ぶ子供だった。

で、毎年この時期になると、いそいそと会場へ出かけていくのだ。
今年も石狂いの馬鹿野郎ども(ほめ言葉)の詰め掛ける会場へ、
素敵な石を求めて突撃してまいりました。ええ。馬鹿ですとも。自分も。

今年の戦果は、びっしり針状ルチル結晶が入った3cm以上もある水晶球と、
1cm角程度の透明度の高いトパーズ原石。
それから母親へのお土産に中国産(怪しい)蛍石の六角柱研磨ポイント一つ。

ルチル水晶の玉は、ちょっとの明かりじゃ向こう側が見えないほど、
針状結晶が密集している。強い明かりに透かしてみると幻想的な
光の別世界を垣間見せてくれる。
2つ候補があって、どちらにしようか迷ってたら、そのお店のおばちゃんが、
安くしてあげるよ?って言ってくれた。
そこで、4400円と札にあったので、4000円ぴったりくらいにならないかな…?
とおそるおそる聞いたら、なんと3000円まで負けてくれた。
ありがとおばちゃん♪毎年各お店のブースは決まった場所に出展するようなので、
来年もまた寄ってみよう。

トパーズ原石は、外国人のおっちゃんがテーブルの上にざらざらと直接
極彩色の鉱石各種をぶちまけて、グラム幾らで量り売りしてたもの。
ちなみにそのトパーズはグラム100円とあった。
手のひらに乗っけて、何グラムくらいかなぁ…って想像してたら、
なんか英語で話しかけられた! うわ、手を出して秤をを見せてるぞ?
…重さを量って、値段を教えてあげる、と言っているようだ。
わーい、話しかけ方がわかんなかったつばたきは、これをチャンスと、
速攻で綺麗で小さめな結晶を選んで量ってもらった。計算機の表示を見る。
500円。買った!

蛍石ポイントは、『こんにゃく石』という奇妙にたわむ、へんてこな石を
売ってるブースで、愛想のいい日本人のおじちゃんが売ってた。
いまいち冷遇されてる配置で物陰になってたんだけど、
高さ8cmくらいある大きさの割りに手ごろなお値段。2800円。
水晶の結晶型に研磨されていて、蛍石の形は微塵も無いが、
紫から淡い緑色までの蛍石独特の色調を全て備えているのが気に入った。
これは母親が習字で文鎮にすると良いかな…と思って、
誕生日プレゼント代わりに購入。

むふー。今回はちょっと収穫少なめだったけど、
また来年来よう…

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